外来担当医
手外科の特徴
手の治療には、豊富な知識や経験と高度な技術が必要になります。当院では日本手外科学会専門医基幹研修施設認定に伴い、2009年より手外科として独立した診療を専門的に行っております。
診療には形成外科・整形外科に所属する2名の手外科専門医が担当します。形成外科と整形外科の医師が協力して診療に携わるという診療体制のため、より質の高い治療を行うことが可能です。また、十分なカンファレンスを行い、診察・診断はもとより、手術や回診、さらにはリハビリテーションまで、ふたつの科が協力し合うことで、より良い結果が得られる診療体制となっております。
手外科の中でも切断指再接着や腱、神経断裂の治療も専門的に行っており、切断指再接着や開放骨折などの緊急手術にも対応が可能です。手の外傷、慢性疾患など、手の症状でお困りの方は、是非一度当院を受診されてください。
手外科の主な病状
- 主な病状例
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- 骨折・脱臼、腱断裂、靭帯損傷
- 指の切断、皮膚の欠損
- 熱傷(やけど)
- 腱鞘炎
- 手や指の変形、変形性関節症
- リウマチによる手の障害
- 拘縮(硬くなって動かない)
- 末梢神経損傷・障害(手のしびれや麻痺)
- 先天異常
- 感染(化膿)
- 骨腫瘍・軟部腫瘍 など
医師紹介
副院長・形成外科部長・手外科センター長
亀渕 克彦(かめぶち かつひこ)
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- 専門分野
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- 形成外科、顔面外傷、手の外科、熱傷、褥瘡
- 資格等
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- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医
- 日本熱傷学会専門医
- 日本手外科学会専門医・指導医
- 日本創傷外科学会専門医
- 日本登山医学会認定国内山岳医
- 日本褥瘡学会認定師
- 日本医師会認定産業医
- 患者さんへメッセージ
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良い診療を受けていただくために、患者さんに十分理解していただくまで話し合うよう努めています。場合によってはセカンド・オピニオンも勧めています。形成外科には、保存的治療から外科的治療まで、また様々な手術方法があるため、治療方針を決めるためにも十分納得するまで話をしましょう。
整形外科部長
園田 広典(そのだ ひろのり)
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- 専門分野
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- 整形外科、手外科
- 資格等
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- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 日本手外科学会手外科専門医
- 患者さんへメッセージ
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整形外科のなかでも手の外科、上肢の外科を中心に担当させていただきます。まず患者さんご自身にご自分のけがや病気の状態をご理解いただけるように、その上で少しでも良くなるために最善を尽くしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
整形外科副部長
坂本 智則(さかもと とものり)
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- 専門分野
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- 整形外科・手外科・難治性骨折
- 資格等
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- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本手外科学会評議員
- 患者さんへメッセージ
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手の病気、難しい骨折の病気を担当します。十二分に説明をつくして納得していただいた上で、治療を進めていきたいと思います。病気の状態を患者さん自身が認識できていると、リハビリや治療への理解も深まり、より良い治療につながります。一緒に頑張りましょう。