外来担当医
心臓血管外科の特徴
大分中村病院の心臓血管外科は2003年6月に開設され、心臓大血管疾患(心臓弁膜症、虚血性心疾患、大動脈瘤など)の診療、末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症、急性動脈閉塞症、下肢静脈瘤など)や透析用内シャント造設などの診療、手術をおこなっています。
1つの疾患でもその治療法は多岐にわたる場合もあり、各科の連携を通して患者さんのニーズに沿った最新、最良の医療を提供できるように心がけています。手術を要する心臓大血管疾患に対しては大分大学附属病院と連携し治療にあたります。
また、当院の心臓血管外科は、大分大学医学部附属病院の心臓血管外科の出張外来窓口も兼ねております。大動脈ステントグラフト治療、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)なども、実施医資格のある医師が担当していますので、適応判定、検査計画、検査入院、大学病院入院予約、術後フォローアップまで、当院で行うことが可能となっています。
心臓血管外科の主な病状
- 主な病状例
-
- 下肢静脈瘤(足の血管のミミズ腫れ様所見)
- 腹部の拍動性腫瘤
- 長距離歩行時の、下肢の倦怠感、疼痛
- 動脈硬化といわれ動脈瘤など気になる方(動脈瘤は症状のないことも多い)
- 急に起こり持続する四肢の冷感・痛み
- 運動時の息切れや動悸
- 骨折・脱臼、腱断裂、靭帯検診などにおける動脈硬化の指摘損傷
医師紹介
非常勤
和田 朋之(わだ ともゆき)
詳細を開く
- 所属
-
大分大学医学部附属病院 准教授 診療教授