外来担当医
呼吸器内科の特徴
呼吸器内科は、咳、痰、血痰、呼吸困難、胸痛などの症状をきたす肺や気管支の病気を診断、治療する診療科です。代表的な病気としては肺炎などの呼吸器感染症、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、肺癌などが挙げられます。呼吸器専門医の立場から適格な診断のもと、ガイドラインに準拠した標準治療を行うことを基本方針としています。
外来診療においては、新患の受付けは月曜日、木曜日の午前11時までとなっていますが、緊急を要する場合はこの限りではありません。近隣医療施設からの紹介患者を優先的に受け入れていますが、紹介状のない方についても同様に対応しています。呼吸器症状でお困りの方以外にも、胸部X線検診で異常を指摘された方、また、通常診療とは異なりますが、セカンドオピニオンにも対応しています。
入院診療においては、近隣医療施設からの高齢の紹介患者さんが多くなりますが、緊急の入院治療を要する急性呼吸器疾患の患者さんも当院で対応可能な状態の患者さんについては積極的に受け入れています。また、当院は呼吸リハビリテーションの拡充を目指しており、病気によって呼吸器に慢性的な障害が生じた患者さんが可能な限り呼吸機能を回復・維持し、症状を改善した状態で自立した生活を送れるよう支援しています。
呼吸器内科の主な病状
呼吸器疾患は、鼻、口、喉、気管、気管支、肺、胸膜などの呼吸器系に影響を及ぼす病気や障害の総称で、下記に示すような呼吸症状を伴います。呼吸器症状は患者さんの日常生活に大きく影響し、長い距離を歩けなくなる、食事や入浴、排泄などの日常の動作がつらい、息苦しさを感じるたびに不安な気持ちになるなどの症状が現れます。また、呼吸器症状は呼吸器以外の問題で生じている場合もあります。異常を感じた場合は、なるべく早く病院を受診し、診察や検査を行い、呼吸器症状がなぜ起こっているのかを明らかにする必要があります。
- 主な病状例
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- 咳や痰、血痰
- ぜーぜー、ヒューヒューする呼吸(喘鳴)
- 息切れ、息苦しさ、呼吸困難
- 胸痛
- 発熱
- 嗄声(させい)(声がれ)
医師紹介
呼吸器内科部長
重永 武彦(しげなが たけひこ)
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- 専門分野
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- 呼吸器内科
- 資格等
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- 医学博士
- 日本内科学会認定医・総合内科専門医
- 日本呼吸器学会専門医・指導医
- 日本アレルギー学会専門医
- 日本呼吸器内視鏡学会専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- Infection control doctor(ICD)
非常勤
小宮 幸作(こみや こうさく)
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- 専門分野
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- 呼吸器内科
- 所属
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大分大学医学部附属病院