外来担当医
外科・腫瘍外科の特徴
胆石症・胆嚢炎、腸閉塞、鼠径・大腿・腹壁瘢痕ヘルニア、急性虫垂炎、腹膜炎、痔核・痔瘻等の良性疾患及び食道がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がん等の消化器系悪性疾患に対する外科治療、抗がん剤治療、緩和医療を中心とした診療を行っています。
外科治療については、患者さんの身体的負担を少なくするために、胃、大腸等の各種疾患に対し、また、消化管穿孔、急性虫垂炎、急性胆嚢炎等の緊急手術においても、腹腔鏡を用いた低侵襲手術を積極的に取り入れております。抗がん剤治療については、消化器がんをはじめとする各種固形がん、また、原発不明がんに対する治療も積極的に行っております。
詳しい治療内容については下記資料（PDF）をご参照ください
外科の取り組み
がんサポートチーム
がんサポートチームは、がんで闘病されている患者さんやご家族の悩みをお聞きし、支援をする専門のチームです。がんに伴う痛みをはじめとする身体のつらさ、心のつらさ、その他生活全般に関わる不安や心配事が緩和されるようサポートさせて頂きます。がん治療を専門とする医師、看護師、薬剤師、栄養士、リハセラピスト、ソーシャルワーカー、医療事務など多職種から構成されるチームで、がん治療に関わる様々なサポート、支援活動を行なって参ります。
当院にて提供可能ながん医療
手術療法
胃、大腸等のがんに対して、患者さんの身体的負担を少なくするために、腹腔鏡を用いた低侵襲手術を積極的に取り入れております。
化学療法
化学療法では、消化器がんをはじめとする各種固形がん、また、原発不明がんに対する治療も積極的に行っております。詳細は、下記「当院の化学療法レジメン一覧」をご参照ください。
がんのリハビリテーション
「がんのリハビリテーション」を行うために必要な研修を受講した理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が22名在籍し、心身機能や日常生活の維持・向上を目的としたリハビリテーションを積極的に行っています（2024年9月時点）。対象は入院の方のみとなります。
高気圧酸素療法
腫瘍内には十分な酸素が供給されない低酸素領域が存在し、同領域には低酸素誘導因子（HIF)を高発現する悪性度の高いがん細胞が存在すると報告されています。同因子は治療抵抗性（薬剤抵抗性、腫瘍浸潤、転移、再発）を呈する原因のひとつと考えられており、同領域のがん細胞に対する治療として期待されています（化学療法併用下において保険適応）。高気圧酸素併用療法の適応は腫瘍の状況によって異なりますので、まずは担当医までご相談ください。
当院の化学療法レジメン一覧（更新：2023.5.11）
不明なレジメンや副作用の対応などの化学療法に関するご質問・ご相談については、下記窓口までご連絡下さい。
大分中村病院 外来化学療法相談窓口
電話番号：097-536-5050（代表）（腫瘍外科担当医師 内線：7224）
外科参加臨床試験一覧
研究組織名等
大分大学医学部分子病理学講座、消化器・小児外科学講座
臨床試験名
消化器癌における低侵襲性試料（血液・胸水・腹水）由来癌細胞の培養法の確立
当院症例登録期間
2023年9月15日～
2028年3月31日
登録状況
登録受付中
研究組織名等
大分大学医学部分子病理学講座、消化器・小児外科学講座
臨床試験名
食道癌の抗癌剤感受性予測における患者由来培養組織の有用性の検証
当院症例登録期間
2018年9月14日～
2028年6月30日
登録状況
登録受付中
NCDへの参加について
当院の外科は、一般社団法人 National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。詳しくはコチラをご覧ください。
外科の主な病状
- 主な病状例
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- 腹痛、背部痛
- 腹部膨満感
- 吐き気、嘔吐
- 吐血、下血
- 嚥下困難（胸のつかえ感、違和感、胸がしみる感じ）
- 腹部打撲
- 黄疸（顔や目が黄ばんでいる）
- 食欲不振、体重減少
- その他、消化器に関連する様々な症状
医師紹介
外科部長・腫瘍外科部長
麓 祥一（ふもと しょういち）
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- 専門分野
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- 外科、消化器外科、抗がん剤治療、緩和医療
- 資格等
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- 医学博士
- 大分大学医学部臨床教授
- 大分県立看護科学大学臨床教授
- 大分大学医学部分子病理学講座客員研究員
- 日本サイコオンコロジー学会代議員
- 日本食道学会選挙評議員
- 日本外科学会外科専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医・暫定教育医
- 消化器がん外科治療認定医
- 日本食道学会食道科認定医
- 日本緩和医療学会緩和医療認定医
- 日本ｻｲｺｵﾝｺﾛｼﾞｰ学会認定CSTﾌｧｼﾘﾃｰﾀｰ
- 日本静脈経腸栄養学会ＴＮＴ研修会修了
- 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了
- 患者さんへメッセージ
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がんや炎症性疾患などの様々な消化器疾患に対する外科治療及び抗がん剤治療を専門にしています。ガイドラインに準じた標準治療を行い、また、患者さん一人ひとりの社会的環境や希望にそった最適な医療を行う努力を心掛けて参ります。
外科副部長
錦 耕平（にしき こうへい）
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- 専門分野
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- 外科、消化器外科
- 資格等
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- 医学博士
- 日本食道学会選挙評議員
- 日本外科学会外科専門医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化器外科学会専門医
- 日本食道学会食道科認定医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 患者さんへメッセージ
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患者さんの立場に立ち、真摯に診療にあたらせていただきます。
外科医師
藤田 隼輔（ふじた しゅんすけ）
詳細を開く
- 専門分野
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- 消化器内科
- 資格等
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- 日本外科学会外科専門医
- 日本消化器外科学会専門医
- 消化器がん外科治療認定医
- 患者さんへメッセージ
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患者さんから親しみを持っていただけるような医師を目指しています。
非常勤
柴田 智隆（しばた ともたか）
詳細を開く
- 専門分野
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- 消化管外科
- 所属
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大分大学医学部消化器・小児外科学講座 高度救命救急センター診療准教授/副センター長