訪問リハビリテーション
リハビリテーション療法士がご自宅を訪問し、屋内で活動しやすくするための様々な対策を立てたり、転倒を防ぐための手すり等の設置など、専門的な視点で在宅生活を支えます。「訪問リハビリテーション」は、医療保険または介護保険を利用して、当院においても実施しています。当院の「訪問リハビリテーション」の特徴を3つ挙げます。
退院直後に困らないよう、すぐに訪問開始
退院前からご自宅の状況を確認し在宅支援が必要と判断したり、患者さん・ご家族からのニーズがある場合は、積極的に退院直後から訪問します。入院中の情報を院内で共有し訪問時に役立てることが強みです。
退院後の本人の病態、状態に合わせた活動を考えるリハビリテーション
入院前と比べて変化した体の機能変化に対応するために退院後集中的に訪問し、在宅の生活に伴う動作の獲得、習熟し、患者さん・ご家族の不安を解消し、歩行(移動)、屋外外出、散歩等の活動へ結びつく運動指導を行います。退院後1~2か月を目安として訪問リハビリテーションは終了とし、その後は通所系リハビリテーションへ繋げることを目標としています。
言語聴覚士(ST)が嚥下指導・訓練を行い土日対応も検討します
理学療法士(PT)、作業療法士(OT)の訪問だけでなく、STが在宅にて実際の食事場面や調理状況を評価し、適した嚥下訓練、食事形態などを指導します。嚥下の問題に対しては、当院のリハビリテーション科医師による嚥下診察や評価・検査等も支援出来る体制をとっています。また、土曜日午後も通常実施します。
ご希望があれば、日曜日・祭日も検討しますので、ご家族の在宅に合わせて指導をできやすい体制にしています。
利用案内
- スタッフ体制
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理学療法士:3名、作業療法士:1名、言語聴覚士:1名
- 対象利用者
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当院退院後、要介護もしくは要支援認定を受けている方、肢体不自由・神経難病等の手帳保持者、嚥下関連に関する障害・不安を抱えている方など。
- ※介護保険利用の方は、担当のケアマネジャーに事前にご相談ください。
- ※大分市内の方に限ります。
- 実施時間
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- 月曜日~土曜日:13時~17時00分
- ※日、祝祭日は要相談
- 利用料金
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- (1割負担の方)600円~800円
- (2割負担の方)1,200円~1,600円
介入までの流れ
- 当院入院患者さんご利用の場合
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- 訪問リハビリをご希望の場合、リハビリ担当者にお申し付けください。
- 入院中のカンファレンスにて医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・リハビリスタッフで患者さんの退院後の生活支援について話し合いを行います。
- カンファレンスにて訪問リハビリが必要と判断され、患者さん・ケアマネジャーの同意が得られると退院後訪問リハビリを開始します。
- 訪問リハビリの期間および回数等は、患者さんの身体状況によって異なるため、個別に検討します。
- 他院退院後に利用する場合
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- 当院の訪問リハビリを希望する場合は、担当のケアマネジャー、もしくは地域包括支援センターにご連絡ください。
- 訪問リハビリの介入が可能となれば、当院の地域連携室までご連絡ください。
- リハ医と相談の上、当院での訪問リハビリを検討させていただきます。